「山の手入れで 炭を作る 」
- tetsuya takeshima
- 2月16日
- 読了時間: 3分
更新日:5月16日
炭焼きで農業にも役立てられる取り組みについて

登場人物
A(農業に興味のある若者):農業について学び始めたばかり。
B(ベテラン農家):若手ながら長年の経験を持ち、伝統的な農法にも詳しい。
A:「ねぇ、最近思うんだけど、山の手入れって大事だよね。」
B:「うん、木が増えすぎると森が荒れちゃうし、間伐(木を間引くこと)をしないと日が当たらなくなって、山全体が弱ってしまうんだよ。」
A:「でも、伐採した木ってどうしてる?」
B:「実は、炭にしてみようと思ってるんだ!」
A:「え、炭? なんで?」
B:「間伐した木をそのままにしておくと、ただの廃材になっちゃうけど、炭にすれば土壌改良にも使えるし、バーベキューや料理にも使えて、めちゃくちゃ価値があるんだよ!」
炭焼きには手間も時間もかかるけど、そのぶん出来上がった炭はさまざまな場面で役立ちます。
A:「なるほど。でも、炭って土にもいいの?」
B:「もちろん! 土に混ぜると、微生物が住みつきやすくなって、畑が元気になるんだよ。水持ちもよくなるし、通気性もアップする!」
炭焼きって難しい?
A:「でもさ、炭焼きって難しくない?」
B:「うん、温度管理がすごく大変。焼きすぎると灰になっちゃうし、温度が低いと炭にならない。」
A:「そんなに繊細なのか…。」
B:「でも、うまく作れるようになれば、販売もできるし、新しい収入源にもなるかもしれないよ。」
炭が売れるようになれば、林業のモチベーションにもつながるし、山の手入れも進む。これは、農業と林業を結ぶ大事な一歩になりそうです。
炭焼きを体験してもらう!
A:「そういえば、炭焼きを体験してもらうって話はどうだろう?」
B:「いいね! 炭がどうやってできるのか、実際に見てもらえたら面白いと思うんだよね。」
炭焼き体験を通じて、森と農業のつながりを知ってもらう機会を作れたらと考えてます。子どもたちや一般の人に体験してもらうことで、自然の循環を肌で感じてもらえるはず。
A:「自分で焼いた炭でバーベキューとかしたら、めっちゃ楽しいだろうね!」
B:「だよね! まずは試しに、うちの炭で焼き芋でもしてみようか!」
「山の手入れから、新しい挑戦が生まれる」
炭焼きはまだ始めたばかりの挑戦だけど、森の資源を活かしながら、農業にも役立てられる取り組み。
A:「山の手入れがそのまま農業にもつながるなんて、面白いね!」
B:「昔は農具も山の木で作ってたし、冬に備えて薪や炭を備蓄してたんだよね。今みたいに簡単に燃料を買えるわけじゃないのに、全部自然の中でやりくりしてたんだよね。
こういう小さな挑戦を積み重ねて、自然と共に生きる農業を続けていきたいね。」
さぁ、これからどんな炭ができるのか…楽しみながら挑戦していきます!
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